二月〜四月
2022-02-12
二月。
昨日の夜は軽い雪が降った。今年初めて「お、なんとなく春の兆しが見え始めた」とか思った。こういうのってちょっと老化の始まりなのかな。何かと天候の話しをしがちとか。
いやそんなことはない…春の訪れってのはいつでも特別なものなのだ。寒さでこわばっていた身体が少しずつほぐれていく感覚、空気が入れ替わっていく感覚、新しい何かがやってくる感覚、二月はまだその準備段階で、でもたまに顔を覗く。
三月になると、もうそこはトンネルの出口で大きく深呼吸すると何か色々なものを吸い込んでいる感覚がする。ちなみに僕は花粉症ではない。三月を気持ち良いと感じられるのは運が良いのかもな。
四月になると一気に状態が変わる。「年度」という訳の分からない柵があるおかげで、気持ちが一気に落ち着かなくなる。広い草原を折角気持ちよく歩いていたのにいきなり通路を一列で歩かされるような気分になるからだ。